昨日(1月20日)の晩に、アメリカのトランプ大統領が退任にともない、ホワイトハウスを後にしてヘリコプター(マリーン・ワン)で近くの空軍基地に向かい、そこからエアフォース・ワンというボーイング747型機でフロリダへ向け旅立ちました。 報道の違いがあからさま 私の家ではアマプラを契約しており、しかも今月だけ無料お試しでHuluを見ることができているので、CNNとNBCを見ることができ、チャンネルを切り替えながら報道の違いを見ておりました。 NBCは割と事実を淡々と伝える一方、かねてからトランプ陣営と対立しているCNNは相当主観的な報道に終始。それに滑稽さを感じる一方、当惑すら覚えてしまいました。 "Tramp will not greet J.Biden." 「トランプはバイデンに挨拶すらしない模様」 ホワイトハウスから出て、マリーン・ワンに乗り込む際には"He looks smaller and smaller, less and less courageous." 「彼はますます小さく、ますます勇気を失っているように見える」 "The 4-year chaos is about to over." 「4年間のカオスが終わろうとしている」 などと、いわゆるトランプを「ディスる」報道に終始。それは、今に始まったことではないのですが、もはやCNNはトランプに関する報道に関してはエンターテインメント化している感があり、その報道姿勢を喜んでいる人がいるからこそそういったことを続けてきたのでしょう。不覚ながら、私も繰り返される「トランプへのディスり」報道に、クスっと笑ってしまう場面もありました。 ニュースの見方には一層の注意が必要 ただ、CNNのトランプ報道はいささか極端であるとはいえ、報道を専門に扱うテレビ局が平気で主観的な報道をすることがあるということを事実として受け入れなければなりません。私たちはニュースは「いつでも正しい」と思いこんでしまうことがありますが、アメリカを問わず日本でもニュース報道を見聞きするときに、「誰かの主観が入っていないだろうか」と自問しながら見なければならないですね。 TAKAによるnoteの記事▶https://note.com/takaenglishtrip (stand.fmのアプリをインストールしてお聞きください。) |