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何歳から英語を始めたらいいの?
当教室では幼児年長さんに相当するお子さん(5歳児)からレッスンを提供しております。自然とことばを習得できる時期が終了するまで(これを「臨界期仮説 -Critical Period Hypothesis- (一般的には9歳前後)」と言います。)にスタートするのが良いと言われています。ですから遅くとも小学校3、4年生までにはじめるのが理想的です。しかしこの臨界期仮説はEFL*としての英語を学ぶ日本人の場合では当てはまらないという学者もおられます。
しかしながら、私の英会話講師としての四半世紀にわたる経験からすると、この「臨界期」はEFLとしての英語を学んでいる日本人にも明らかにあると感じています。小学校3、4年生以前から当教室で学んでいる子とそれ以後から始めた子では、特に音声の面や感覚的に英語を理解したり話したりする面で大きな差が存在すると日頃から感じています。ただ、早くから英語を始めた子は「感覚的に」英語を理解したり話したりすることに長けているゆえに、年齢が上がってゆくにつれてその思考回路から脱することができず、文法的な根拠や正確な語法に基づいて英語を理解したり使ったりすることが苦手になる子も出てきます。それでいわゆる「臨界期」から、脳の別の分野が発達する時期への橋渡しが難しいのですが、いずれにしてもその時期を過ぎても遅くはありません。年齢と学習年数に応じた学習をすれば、しっかりと力はついてきます!!
*EFLに関しては「日本人講師よりも、外国人講師のほうがいいのでは?」で解説しております。 -
日本人講師よりも、外国人講師のほうがいいのでは?
どちらにもメリットとデメリットがあります。外国人講師の場合は、もちろん発音の良さや知っている語彙、表現は日本人講師には中々かないません。ただし外国人講師の場合は、自身の母語が英語の場合、自然と英語を話したり理解できたりしたプロセスがありますし(私たち日本人が日本語をわざわざ勉強しなくても話せるようになっているように)、母語ではなく第二言語や公用語として英語(これをESL・・・English as a Second Languageといいます。)を学んだ外国人講師の場合であっても、日本人が「外国語としての英語」(これをEFL・・・English as a Foreign Languageといいます。)を習得するのとは英語を学ぶ必要性に対する意識の違いや過去のヨーロッパ諸国に植民地支配されていたなど歴史的な背景などが違っています。(蛇足ですが、日本人が日本で英語を学ぶ場合はEFL、イギリスやアメリカで英語を学ぶ場合はESLとして学ぶことになります。教材には大きな違いはありません。当教室で特に高校生以上のクラスで使っている教材は、EFL環境でもESL環境でも使われている教材を用いています。)外国人講師の中にも出身国(イギリスやアメリカ)の言葉が母語としての英語なのか、インド(母語がヒンディー語やグジュラティ語など)やフィリピン(母語がタガログ語やセブアノ語など)のように母語は英語ではないが、社会生活を営んでいくうえで英語への依存度が高い国の出身者で(往々にして、母語や英語の識字率が低い)の違いが生じてきます。近年、オンライン英会話などで例えばフィリピン人の講師を多く見ますが、彼らもESLとして英語を学び、その上、母語も英語に関する知識も中には中途半端で、ある場合には日本人のほうが難しい語彙に関しての知識が多いということがあり得るのが現状です。そのため外国人講師の場合、日本人がEFLとしての英語を学ぶ上でどんなプロセスを踏んだ方がいいのか、EFLとしての英語を日本人が習得するうえで直面する数々の壁をどうクリアしたらよいかということに関しては全く知らなかったり、知っていたとしても相当の専門的な知識と経験が必要になります。
また講師が必要とする知識に、「地理上の距離」と「言語間の距離」の相関性というものがあります。日本から見れば、英語を母語とする国(つまりイギリスやアメリカ)は北半球でも地球の反対側です。ヨーロッパ各国の多くの人は英語を上手に操ることができます。これは「地理上の距離」が近いゆえに「言語間の距離も近い」ので、英語を習得しやすいという利点があります。同様に例えば日本と韓国は「地理上の距離が近い」ので「言語間の距離」も近く、日本語と韓国朝鮮語には共通点が多く、お互いの言語を習得するうえで英語を習得するよりはるかに楽であるという事実があります。この「地理上の距離」と「言語間の距離」の相関性なども理解しつつ英語を教えていくことができる有能な講師が日本人にとっては必要なのです。つまり、「英語を話せる」のと「英語を教えることができる」というのは全く別問題であるということです。
一方、日本人講師の場合はその逆で発音に問題があったり、語彙や語法、表現の知識はネイティブほどではないかもしれません。でも自分自身もEFLとしての英語学習者であるという経験から、日本人の英語学習者がどういう壁にぶち当たりやすく、それをどう乗り越えたらよいかという知識と自身の経験があります。その点、EFLとしての英語を日本人が習得するうえでのプロセスに関する知識や経験はネイティブよりあるという利点があります。ただし気を付けなければならないのは、日本人講師の場合は、いわゆる「国策」で文法中心であったりあまりにもアカデミック(学問的)過ぎる観点で自身が英語を学んだ講師が多く、同じような仕方で英語を教えてしまう(ビジネスや学問で使う難しい言葉は知っていても、日常生活でよく使う表現や語彙は乏しい。少々の文法上の間違いも容認しない)傾向も見られます。近年、文科省の小学校英語科の新学習要領などでもCan-Do評価と呼ばれるものが導入されるようになってきましたが、各レッスンのまたは年間のカリキュラムの着地点を講師がしっかりと理解している必要がある、その着地点に到達するためであれば、いろいろな道が存在してもいいという認識を持っている必要があります。要は「教材を教える」のか「教材で教える」のかの違いです。外国人講師の持つ良さと、日本人講師の持つ良さをバランスよく持っている講師であれば外国人講師であっても日本人講師であっても良いということになります。
少々専門的な話になってしまいましたが、その点当教室の講師であるスクール長は、ヨーロッパ共通言語参照枠(CEFR)でC1レベル(段階:熟達した言語使用者、何ができるか:いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。*ブリティッシュ・カウンシル:英国の公的な国際文化交流機関による)で、学生時代には徹底した訓練で、数々の英語関係の賞を受賞してきましたので、特に発音には日本人講師として誰よりも自信があります。また、定期的なセミナーや学会、勉強会の参加、自発的な情報収集などにより、日本人のEFLとしての英語の習得に役立つ最新情報に精通しております。近年になってようやく学校教育でも取り入れられるようになってきたCan-Do評価に基づいた指導を、当教室では10年以上前から開校以来当てはめてきました。さらに、生徒さんたちの留学に引率して、実際に当教室の生徒が海外で世界中から来た留学生や現地の講師陣の中に「放り込まれた時」にどう反応して、どういう言動をするのか、どういった課題に直面するのかを何回も見てきました。また、英会話講師として25年以上のキャリアを持つベテランです。以前に全国展開の英語教室の講師をしていた際に「バランス感覚の優れた講師で、幼児から大人まで安心して任せられる講師である。」という評価もいただいております。どうぞ安心してご受講ください。 -
いつまで通い続ければいいの?
「いつまででも!」というのが正直な答えです。たとえ早い年齢で英語を始めたとしても、いわゆる臨界期(9歳から10歳ごろ)という節目を迎える前にやめてしまうと、学習したことのほとんどすべて忘れてしまいます。およそ10歳を過ぎても継続してゆくことが重要です。イングリッシュ・フェス英語スクールでは18歳(高校卒業時)を大きな節目と考えてカリキュラムを組んでいますので、高校卒業まで通えば、世界に通用する本物の英語力を身に着けることができる可能性は高くなります。大人の生徒さんの場合は、日ごろから英語の健全なドラマや映画、洋楽、NHKの英語講座などで英語に接しつつ、教室でのレッスンで日ごろの学習の成果を披露する+αの機会にして、できるだけ長くお通い頂いたいと思っています。語学学習は、「継続は力なり」"Practice makes perfect"です。 -
CEFR(ヨーロッパ共通言語参照枠)の試験は受けられる?
CEFR(ヨーロッパ共通言語参照枠)は資格試験ではなく、あくまで外国語の習熟度や運用能力を図る国際的な物差しのようなもので、CEFRの試験というものは存在しません。なぜならば、「本当の語学力」というものを定義づけたり、数値化して図ることは不可能だからです。(この点は、「本当の英語力とは?」のところで解説しております。)
しかしながら、英検®やTOEICなどでCEFRに換算するとおおよそこのくらいかな?というのは示しているようです。当教室では、レベルチェックの時に使用しているオンラインのPlacement Testというもので、CEFR指標をお出しします。それを基に開始レベルや苦手分野を見極めてレッスンを組み立てております。ただし、当教室でお出しする成績表も公式なものではない(というより「公式なものは存在しない」)ということをご承知おきください。ただし、海外で「自分は英語でこのくらいのことはできますよ!」というのを示すために活用していただくことはできます。CEFRの公式な試験は存在しないものの、ケンブリッジ英検やTOEICのリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングテストの合計点とCEFRとの換算はかなり近いとは言われております。
当教室は英検の準会場ではありますが、英検®やTOEICのリーディングとリスニングテストのスコアだけでは、かなりの偏りがあるので、国際的な枠組みであるCEFRと照らし合わせた時には大きな隔たり(大概CEFRのほうが低く出る)があります。つまり、例えば英検®で2級を取って、英検®の成績表には「CEFRに換算するとこうですよ」というのが書かれていますが、正直なところ「英検®」という試験の内容自体に大きな偏りがある以上(だんだんと改善はされつつあるものの、大きな声では言えないのですが…)、英検®の成績表上のCEFRでの換算をそのまま実際のCEFRと同等であると判断すべきではありません。
当教室では、レッスンを始めるレベル判定の時と、節目節目にオンラインのPlacement Testなどを受けていただき、それに加えて、その国際的な枠組みでできることが記されていることが本当にできているかどうかを講師が判断して、その時々のおおよそのCEFRレベルをお知らせすることができます。 -
一体「本当の英語力とは?」
「英検®1級!」とか、「TOEIC満点!」とか、「国連英検特A級」持ってます!とか、響きはいいですよね。かっこいい!って思っちゃいますよね。
でも、そういう人がみな「本当の英語力」を持っているのでしょうか。もちろんそういう人もいます。でも「本当の英語力」というのは、簡単に数値化できるものではなく、数値化できる方法を開発できればノーベル賞ものです。なぜでしょうか。
私スクール長TAKAの体験談も含めて解説しましょう。
当教室の「TAKAと行く英国語学研修ツアー」に参加したある中学校1年生の男の子の話です。英語に関する知識は、小学校から当教室に通っていただいているので、普通の中学生に比べればもちろんそれ以上です。でも、とあるアジア圏の国のエリート校から来ていた留学生に比べればレッスンのクラスは一番下の方でしたし、言いたいこともなかなか出てきません。でも、彼は持っている限りの顔の表情や身振り、手振りなどのコミュニケーション能力をふんだんに使って(これを「非言語コミュニケーション non verbal communication」といいますが)、とてもユニークでみんなをいつも笑わせて、たくさん友達を作って、彼はいつも世界各国から来た留学生に囲まれていました。
一方、わたくしが海外でよく目にする光景ですが、さも世界をまたにかけて活躍している「英語ペラペラ」感をだしているビジネスパーソンが、空港での簡単な入国審査での質問にも「だんまり」。空港のチェックインの時に、航空会社のスタッフからいろいろ質問されているのにも「だんまり」。機内での客室乗務員にも自分の飲みたいものが通じず、現地の空港スタッフ、客室乗務員たちはあきれ顔です。私は、空港で自分のチェックインをしながら、隣でチェックインしているそんな様子が気になって通訳してあげたい気分になったこと数知れません。
かつて当教室の生徒さんで、海外でしかも英語で論文の発表をされているほどの外科医をされている生徒さんがおられました。それほどの「英語力」があるのになぜ?と私は思いましたが、海外の外科学会が終わったあとには海外のお医者さんたちと気軽な会話ができないので、そうできるようになりたいとのことで、当教室にお通いいただいていたことがありました。
ということは「英語の知識はたくさんあるのに、それを使えていない人」と「英語の知識はそれほどでないけど、コミュニケーションはきちんととれている人」とではどちらが「本当の英語力」を持っているということになるのでしょうか。では、「本当の英語力」の定義というものも存在しないことになりますね。英語に限らず、言語というものはあくまでコミュニケーションの道具の一つであるという認識がないと、いわゆる「本当の英語力」を測ることはできないのではないでしょうか。人間がコミュニケーションを取るうえで、口から発する「言語」の部分(言語コミュニケーション verbal communication)の受け持つ割合はわずか3割強であるという研究データもあります。となれば、非言語コミュニケーション(non verbal communication)の部分も同時に鍛えなければ、英語の立派な知識や資格を持っていても、宝の持ち腐れということになってしまいます。
進学塾などで机に向かってひたすら、私のいうところの「英語学」の勉強をする(皮肉の意味もこめて・・・笑)という時間も必要かもしれませんが、もっともっと学ぶべき大切なことがあると思います。私はそれを当教室の生徒さんたちに伝えたいのです。そのために、時には「TAKAの無駄話」と思えることもレッスンの中でします。でもそれはそれで目的をもって行なっていることです。「英検」だの、「TOEIC」だの、「学校の英語の成績」だのに縛られないで、もっと視野を広げて、もっと海外に出て、そこでたくさん失敗をしてそこから学んでいわゆる「本当の英語力」を一緒に身に着けてゆく方がはるかに価値があります。わたくしTAKAも若いころは、学校の英語の成績はいつもトップクラス、英語の賞もたくさん取ってきましたが(手前味噌ですが)、海外に行ったときになかなか思うように自分の英語が伝わらず、失敗もたくさんして、帰りの飛行機の中では半べそ状態で帰ってきたことも数知れません(失笑)。でもそういう経験をしたからこその今のTAKAがあるのです。TAKAはもちろん現状では満足していません。まだまだその点で成長中です。一緒に「本当の英語力」を身に着けられるように頑張りましょう! -
欠席した場合は振り替えてくれる?
グループレッスンではレッスンを欠席された場合の振替レッスンは行なっておりません。どうぞご了承ください。しかし、プライベートレッスンの場合は前日までにご欠席の連絡をいただいた場合など振替レッスンを実施いたします。詳しくはご入会をご検討時に差し上げております「受講規約」をご覧ください。 -
年度途中でも入会できる?
はい、もちろんご入会いただけます。ただし、幼児~高校生の場合は英語学習歴やレベルによっては、該当するグループレッスンに入るために、数か月間のプライベートレッスンを受けていただくこともございます。 -
退会時、授業料は返してくれる?
イングリッシュ・フェス英語スクールは月謝制です。もちろん、退会された翌月からの授業料はいただきません。なお月半ばでの退会の場合は、その月の授業料の返却は行なえませんのでご了承下さい。 -
レッスン料の支払い方法は?
ご入会時、もしくは初回のレッスンの際に入会金・教材費・その月の授業料を現金で納入していただきます。月の半ばからのご入会の場合は、その月の授業料を日割りで計算して請求させていただきます。
月々の授業料は、基本的にゆうちょ銀行の自動払い込みをご利用いただきます。毎月1日に(1日が土、日曜日の場合は翌営業日)その月の授業料が、生徒様のゆうちょ銀行口座より引き落とされます。また、クレジットカードでの引き落としも可能です。(システム手数料としてレッスン料の3%がかかります。)基本的に現金での納入は受け付けておりませんが、例外的に月謝袋にて現金の納入を希望される際は、ご相談ください。月謝袋での納入の場合は、その月の授業料を毎月6日までにお願いしております。
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